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2005年11月05日

学校に行けないネパールの子どもたち

私の主人が信州大学に留学していますので私も3年前に来日しました。日本に来てからネパールの学校こと、子供たちとネパール文化などを知らせるために、いくつかの学校を訪問し交流をして来ました。また、機会があるごとにいろいろな所でも交流を重ねて来ました。今は長男アーナブの子育て中です。
私の国ネパールは日本とまったく違ってこのような豊かな国ではありません。小さくて貧しい国です。特に村の人々はお金がなくて生活が苦しいです。自分の畑がある人は少しだけ生活はしやすいけれど、自分の畑のない人はいくら働いてもお金は足りません。自分の子を学校に行かせない家族は大勢います。

ネパールでは10人のうち2人は学校に行っていません。学校へ行かない主な理由はお金が無いからです。学校は中学校(ネパールでは7クラス)まで学費はただです。教科書は出ますけれど試験費がかかります。試験費や制服、ノートなど買うお金が無い人は学校へは行くことが出来ないのです。もう一つの原因は、子供たちが大勢いて(1家族当りの子どもの数は全国平均で4.7人)皆を学校へ行かせる事のできる人は少ないのです。男の子だけ学校へ行かして女の子には家事を手伝わせたり、小さい子の面度をみさせたりしています。そうしないと両親は他の仕事ができないです。とても貧しい家の子どもは金持ちの家に手伝いに行かせたりします。貧しい家の子は学校へ行くことは夢のまた夢です。それから学校そのものが不足していることももっと重要な原因です。町には学校はありますが、村では学校は足りません。地元に小中学校があってもそれ以上の勉強は遠い所にある高校に行くことになります。だから小・中学校で勉強を辞める子がいっぱいいます。遠いところに行って勉強するにはお金と険しい道のりをどうやって学校まで行くかなどの問題があります。ですからどうしても勉強させたいという家族は少ないです。でもどうしても勉強をさせたい家族はとても頑張って子供を学校へ行かせます。それ以外に勉強が嫌いで家の仕事ばかりしていて学校へ行かない子もいます。
ネパールでよく見かけることは、子どもが町でゴミを集めている。停留場で小さい商売している。重労働の仕事している子どもたちです。この子たちは親がいないか、親が不自由で働けないので代わりに町に来た子供たちです。働かないと食べられないのでこのような仕事しています。勉強したくてもこの子たちには学校へ行くチャンスは与えられません。この子達を助けるいくつかの支援センターがありますがとても足りていません。私も将来はこのような子どもたちを助ける支援センターを開きたいとおもっています。
ネパールには日本を始め幾つかの国からの支援が入っています。しかし、ほとんどの支援は町中心です。わざわざ村に行って支援する団体はとても少ないです。どうして町中心の支援が多いかと言うと、支援をしたくても村への道はとても険しいので行くことが簡単ではありません。歩いて行くのも大変だし、送った文房具なども届くかどうか分からないのです。それに、最近は村方ではマオイスト(反政府団体)と政府の戦争が起こっているので支援する人の安全が心配な状態です。国内戦争は町より村の方が激しいです。
日本の皆様のご支援をもっと頂けるなら、この子供たちの人生は変わります。出来るだけ支援の輪を広げて頂き、この子たちを私たちと一緒に助けて頂きたいと思います。
(write バラール・マンジュ)

投稿者 tsuka : 2005年11月05日 19:54

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